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麻しん・風しん・水痘・ムンプス・肝炎ウイルスの感染症対策は大切です。
抗体検査とワクチン
LINEとWEBより予約可能です。
各ワクチンの詳細説明
当クリニックで接種できるワクチンを掲載します。
ワクチン接種の意義
過去に全国の大学ではしかの集団発生が起こり問題となりました。
医療従事者や医療系学校・大学の入学前、医療機関就職前に下記感染症(※)の対策をすることは重要です。
B型肝炎ウイルスは血液を介して感染するため、医療従事者は常に感染にリスクが伴います。ワクチンにて感染防止可能ですので接種を推奨します。
下記感染症(※)は妊娠中に感染するとおなかの赤ちゃんに重篤な影響を及ぼす場合があり、妊娠のご予定がある方には重要です。
(※)麻しん、風しん、流行性耳下腺炎(ムンプス)、水痘(みずぼうそう)、肝炎ウイルス
就職・入学前の感染症の検査
- 麻疹・風疹・流行性耳下腺炎(ムンプス)・水痘、B型肝炎ウイルスの感染の有無について
- 通常、ワクチン接種歴の確認できるもの(母子手帳など)でワクチン接種歴や、感染したことがあるかなどを確認します。
B型肝炎ウイルスの抗原抗体検査、C型肝炎ウイルスの抗体検査など追加指示があるかご確認ください。
- 来院について
- ワクチン接種歴がない・不明のものは、通常、抗体検査(採血)を行います。
通常は学校/就職先より指定用紙がありますので、必ずご持参ください。
- 抗体検査の料金
- 麻疹抗体・風疹抗体・ムンプス抗体・水痘抗体(EIA法):各3,300円
※風疹抗体はHI法もあります(3,300円)
HBs抗原・HBs抗体(CLEIA法):各1,100円
HCV抗体(CLEIA法):1,650円
- 抗体検査結果について
- 5~7日程度で判明します。
①調べた抗体の抗体量
学校指定用紙にワクチン接種の判断基準の記載があればそれに準じてワクチン接種の必要性を判断します。用紙が無ければ、日本環境感染学会ガイドラインに基づいて判断します。
②B型肝炎ウイルス
抗体検査が陰性の場合は、ワクチン接種の指示があれば、3回のワクチン接種を行います。
③診断書や結果記載用紙がありましたらご持参下さい(診断書作成料1,100円)。
- 結果の通知
- 郵送対応可能です。お急ぎの方は受付でお渡します。
- 予約
- 下記よりご予約お願いします。
- ワクチン接種
- 接種料金はこちらをご覧ください。
麻疹・風疹・流行性耳下腺炎(ムンプス)・水痘のワクチンは生ワクチンです。
生ワクチン接種後、中27日以上の間隔をおかなければ、次の生ワクチン(注射)の接種を受けることはできません。
B型肝炎ウイルスワクチンは不活化ワクチンのため、同時接種可能です。
- 診断書・証明書の作成
- 学校に提出するワクチン接種証明や抗体検査結果証明を作成します。
証明書は郵送でお渡します。お急ぎの方は受付でお渡します。
妊娠を考えている方への予防接種
麻しん、風しん、水痘などは、妊娠中に感染するとおなかの赤ちゃんに重篤な影響を及ぼす場合があります。
お母さんが終生免疫を持っている場合は、おなかの赤ちゃんは安全ですが、終生免疫がない場合、妊娠期間と産後には注意が必要です。
妊娠のご予定がある方は、赤ちゃんに影響がある感染症の終生免疫について、一度、医療機関でご確認ください。
当院では、これらの感染症について抗体検査とワクチン接種を行っています。
広島市に住民登録している方を対象に風しん抗体検査を1回のみ無料で実施しています(こちらをご覧ください)。
MRワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン)
髄膜炎や先天性風疹症候群を予防します。
妊娠の2ヶ月前までにワクチン接種を済ませます。追加接種は不要です。
ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン
流産や心筋疾患を予防します
妊娠の2ヶ月前までにワクチン接種を済ませます。追加接種は不要です。
水痘(みずぼうそう)ワクチン
重症肺炎や先天性水痘症候群を予防します
妊娠の2ヶ月前までにワクチン接種を済ませます。追加接種は不要です。
ワクチンの一覧(料金)
生ワクチンの一覧
料金 | |
---|---|
麻しんワクチン(単独) | 6,600円 |
風しんワクチン(単独) | 6,600円 |
MRワクチン(麻しん・風しん混合) | (※1)11,000円 |
ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン | 6,600円 |
水痘(みずぼうそう)ワクチン | 8,250円 |
不活化ワクチンの一覧
料金(円) | |
---|---|
A型肝炎ワクチン | 8,800円 |
B型肝炎ワクチン (3回接種) | 1回;5,500円 |
日本脳炎ワクチン | 7,150円 |
肺炎球菌ワクチン 任意接種(2歳以上) | 8,800円 |
肺炎球菌ワクチン 助成制度(65歳以上) | 4,600円 |
2種混合ワクチン (DTワクチン) | 3,300円 |
インフルワクチン 任意接種 | 3,300円 |
インフルワクチン 助成制度(65歳以上) | 1,600円 |
帯状疱疹ワクチン (2回接種)(①50歳以上,②帯状疱疹に罹患するリスクが高い18歳以上の方) | 1回;22,000円 |
RSウイルスワクチン (60歳以上) | 27,500円 |
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生ワクチンの接種不適当者
次の方は接種できません。
- 現在妊娠している方、妊娠している可能性のある方。接種後2カ月間は妊娠をさけることが必要です。
- 医師より免疫不全等の診断を受けた方、免疫抑制をきたす治療を受けている方。
(抗がん剤、ステロイド、免疫調整剤などの治療中の方) - 明らかに発熱している方。
- 重い急性疾患にかかっている方。
- ワクチンの成分により、アナフィラキシーを起こしたことがある方。
ワクチンの接種間隔
異なるワクチンの接種間隔について、注射生ワクチンどうしを接種する場合は27日以上あける制限は維持しつつ、その他のワクチンの組み合わせについては、一律の日数制限は設けないことになりました(令和2年10月1日厚生労働省より)。
- 「注射生ワクチン」の接種後27日以上の間隔をおかなければ、「注射生ワクチン」の接種を受けることはできません。
(補足)中27日以上 → 接種した日の4週間後の同じ曜日以降から接種可能。
- それ以外のワクチンの組み合わせでは、前のワクチン接種からの間隔にかかわらず、次のワクチンの接種を受けることができるようになりました。
同時接種について
『生ワクチン1種類のみ』と『不活化ワクチン1種類以上』は同時接種可能です。
生ワクチン:麻しん、風しん、MRワクチン、ムンプス、水痘など、
不活化ワクチン:B型肝炎、A型肝炎、インフルエンザなど、
新型コロナウイルスワクチンと他のワクチンとの接種間隔について
中13日以上の間隔(接種した日の2週間後の同じ曜日以降)をあけて接種してください。なお、2023年4月現在、インフルエンザワクチン以外は同時接種できません。
ワクチン接種後の注意事項
- 予防接種を受けた後30分間程度は、医療機関で経過を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応がこの間に起こることがまれにあります。
- 接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
- 当日は、はげしい運動は避けましょう。
- 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
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