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はしか(麻しんウイルス感染症)にご注意を
2024年2月以降、国内で麻しんウイルスに感染している方が10人以上報告されています。
海外で麻しんが流行しており、東南アジア地域に加え、ヨーロッパ地域で急増しています(例年の30倍以上)。海外渡航する際には、事前にワクチン接種を検討しましょう。
麻しん抗体検査を受けましょう
はしかにかかったことがない方はワクチン2回接種済みでも抗体価は低下していることがあるため、抗体検査を受けることをお勧めします。
また、大型連休後に海外で感染し、国内で流行することがあり、海外旅行2ヶ月前くらいには抗体検査をし、免疫状態を調べることをお勧めします。
ワクチンの有効性
ワクチンを1回接種することで、95%の人が麻しんに対する免疫がつくと言われています。
2回接種では99%以上の人が免疫がつくと言われています。
はしかにかからないため、また流行を抑えるためには、ワクチン接種が最も重要です。
はしかとは
- 潜伏期間は7~14日。
- 感染力は非常に強く、空気感染が主な感染経路です。
- 感染すると
- カタル期:約10~12日後に、38度前後の発熱、咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
- コプリック斑:発疹出現の1~3日前に、頬の内側に白いブツブツが出現します。
- 発疹期:カタル期での発熱が1℃程度下降した後、半日くらいのうちに再び39.5度以上の高熱と発疹が出現します。特有の発疹が耳後ろ、くび、おでこに出現し、翌日には顔面、体幹部、上腕におよび、2日後には四肢末端にまでおよびます。
- 特効薬はなく、治療は基本的に対処療法を行うしかありません。
- 肺炎や中耳炎になることがあり、まれに重い脳炎を発症することもあり、1000人に1人が死亡するといわれています。
緊急ワクチン
血中抗体はワクチン接種後約2週間から出現しますが、麻しんの患者と接触して緊急に発症を予防したい場合、接触後72時間以内に予防接種を受けることで発症を防御できる可能性があります。
ただし、100%ではないので、事前に予防接種を受けておくことが重要です。
麻しん感染が疑われる場合
- 麻しんが疑われる症状がある場合は、事前に医療機関に電話連絡した上で受診しましょう。
- 医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。