運動療法の降圧効果
高血圧患者において習慣的な有酸素運動は、収縮期血圧を8.3mmHg低下、拡張期血圧を5.2mmHg低下させる効果があります。
運動療法の適応者
収縮期血圧<180または拡張期血圧<110mmHg、脳心血管病のない高血圧患者が適応となります。
収縮期血圧≧180または拡張期血圧≧110mmHgの場合は内服治療を優先します。
運動種目
有酸素運動を中心とした種目として、
ウォーキング、速歩、水泳、エアロビクスダンス、スロージョギング(歩くような速さのジョギング)、サイクリング、ベンチステップ運動などの大きな筋をダイナミックに動かす身体活動が推奨されています。
運動強度
高強度の運動は血圧上昇が著明であるため、自覚的運動強度として、中等度「ややきつい」と感じる程度の運動強度が推奨されています。
中等度の運動強度の有酸素運動を行うことが勧められています(運動時心拍数が50歳未満で100-120拍/分、50歳以降で100拍/分以内)。
| 中等度以上の運動 |
|---|
| うっすら汗ばむくらいの早歩き、何とか会話のできるくらいの早歩き、立ち仕事、歩き回る仕事、洗車、窓拭きなど |
運動頻度・時間
1日の合計30分以上の有酸素運動を毎日続けることが望ましいです(少なくとも週3日)。
