はしか(麻しん)が流行しています
「ただの発熱」では済まされない感染症です
現在、全国的に「はしか(麻しん)」の報告が増えています。
海外からの持ち込み感染や、ワクチン未接種者を中心とした集団感染も起きており、医療現場でも警戒が強まっています。
一方で、若い世代では「はしかにかかったことがない」「ワクチン歴があいまい」という方も少なくありません。
今回は、今あらためて知っておきたい「はしか」の特徴と予防についてお伝えします。
はしかは“感染力が非常に強い”病気
はしかは、麻しんウイルスによって起こる感染症です。
最大の特徴は、感染力の強さ。
同じ空間に短時間いるだけでも感染することがあり、空気感染する代表的な病気として知られています。
インフルエンザや新型コロナよりも感染力が強いと言われています。
主な症状
初期症状
発熱、咳、鼻水、のどの痛み、目の充血など
その後
高熱(39〜40℃)、全身の赤い発疹
が出現します。
特に大人が感染すると重症化しやすく、
肺炎、中耳炎、脳炎
などを起こすこともあります。
「子どもの病気」と思われがちですが、大人でも注意が必要です。
“ワクチン2回接種”が最も重要です
はしかは、特効薬がありません。
そのため、最も大切なのは予防です。
有効なのが 麻しんワクチン(MRワクチン)。
通常は、
- 1歳
- 小学校入学前
の 麻しんワクチン(MRワクチン)2回接種が推奨されています。
ただし、
- 接種歴が不明
- 1回しか打っていない
- 母子手帳が見当たらない
という方も多くいます。
特に、
- 医療従事者
- 教育関係者
- 接客業
- 海外渡航予定のある方
は、抗体確認やワクチン相談をおすすめします。
「発熱+発疹」がある時は、まず電話相談を
はしかが疑われる場合、直接来院すると院内感染につながる可能性があります。
以下の症状がある場合は、
- 高熱
- 発疹
- 咳や鼻水
- 周囲ではしか患者がいる
- 海外渡航歴がある
まずは受診前にお電話でご相談ください。
当院では麻しん抗体検査・MRワクチン接種が可能です
当院では、
- 麻しん(はしか)の抗体検査
- MRワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン)接種
を行っています。
「免疫があるか確認したい」
「ワクチンを追加で受けた方がいいか知りたい」
「職場から抗体検査を勧められた」
という方も、お気軽にご相談ください。
最後に
感染症は「自分だけ」の問題ではなく、周囲への感染拡大にもつながります。
特に、乳幼児・妊婦・免疫力の低い方にとって、はしかは重い病気です。
「ワクチンを受けているか分からない」「最近流行っていて不安」そんな方は、お気軽にご相談ください。
地域の皆さまが安心して生活できるよう、正しい知識と予防が大切です。

