胃カメラのお話
胃カメラと聞くと「痛そう」や「怖い」と感じると思います。
しかし、実際に胃の粘膜を見ることでわかる発見があります。必要に応じて、ヘリコバクターピロリがいるかの検査をすることも可能です。
ぜひ少しの勇気を出して、当院に足を運んでいただければと思います。
胃カメラは適切な処置、鎮痛剤(麻酔)を用いれば、ほとんど苦痛なく検査を行えます。とくに鼻から内視鏡を通す「経鼻内視鏡検査」では、口からの胃カメラに比べ、細い管(5mm程度のスコープ)ですみ、刺激や痛みがほとんどありません。
≪経鼻内視鏡検査のメリット≫
- 局所麻酔(鼻、のど)に用いる薬が少量であるため、体への負担も少なく安全
- 検査後に仕事をすることも可能
- カメラの経が細いため、痛み、嘔吐反射を軽減できる
- 検査中に会話ができる
≪経鼻内視鏡検査のデメリット≫
- 内視鏡の挿入により鼻出血など、鼻粘膜が傷つく恐れがあるので、鼻の疾患のある方は避けた方がよい
胃カメラの予約はネットから簡単に取ることができます。
気になる症状がある、検査を受けるか迷っているなどお気軽にご相談ください(8時間の絶食でご来院いただければ当日の胃カメラも可能です)。
定期的に健康診断や検査を受け、胃がんのリスクを減らしていきましょう。